
このような質問をいただくことがよくあります。
正しくもあり正しくもない…という感じでしょうか。スキルや使い方などに依存するところが大きいと思います。
というのは,最近のWindows 10/11パソコンには標準で「Windows セキュリティ(Microsoft Defender)」が搭載されており、基本的なウイルス対策は最初から備わっていますからです。
そのため,ネットやメールの使い方が安全で,怪しいファイルやサイトを避けられる方であれば,追加のソフトは必須ではありません。
ただし,近年のサイバー攻撃は巧妙化しており,標準機能だけでは防ぎきれないケースもあります。
特に以下のような使い方をする場合は,市販のセキュリティソフトを追加する方がよいように思います。
🔒 追加ソフトを検討したほうが良いケース
- ネットバンキングやオンラインショッピングを頻繁に利用
- 仕事で機密情報や顧客データを扱う
- 公共Wi-Fiをよく使う
- 家族や複数人で同じPCを共有
- セキュリティ警告や危険サイトの判断に自信がない
🛡 標準の「Windows セキュリティ」でできること
- リアルタイムのウイルス・マルウェア検出
- ファイアウォールによる不正アクセス防止
- 危険なダウンロードやサイトの警告
💡 市販ソフトを入れると追加されることが多い機能
- フィッシング詐欺や危険サイトのより強力なブロック(←これは大きいですね!)
- ID/パスワード管理機能
- ランサムウェア対策の強化
- 保護者による利用制限(ペアレンタルコントロール)
- サポート窓口(←安心したい時,窓口があると助かるものです)
結論!守備範囲の違いですね~
- 安全な使い方ができる人 → 標準機能で十分な場合も多い
- 少しでも不安がある人/重要情報を扱う人 → 有料ソフトで多層防御がおすすめ