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【保存版】Excelが開かない!原因別の直し方とデータ復旧のコツ

突然、Excelが開かなくなった

最近,男性のお客様からの問い合わせが多いもので。。。

問い合わせが多い内容の1つです。
「昨日まで普通に使えていたのに…」という状況は,仕事や学習に大きな支障をきたしますよね。
今回は,【Excelが開かない原因を切り分けながら、初心者でも試せる解決方法】を順番に解説しますね。

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Excelが開かないときにまず確認すべきこと

Excelが開かない原因はさまざまですが、まずは簡単に試せる基本的な確認から始めましょう。

 1. パソコンとExcelの再起動
一時的な不具合やメモリ不足でExcelが起動しないことがあります。
- Excelをすべて終了
- PCを再起動
- 再度Excelを起動して確認

2. ファイルの場所と拡張子を確認
- ファイルがネットワークやUSBメモリ上にある場合は、一度ローカル(デスクトップなど)にコピー
- 拡張子が `.xlsx` や `.xls` になっているか確認
- ファイル名に特殊記号(< > | * ?)が含まれていないかチェック(←意外と多いです)

3. 別の方法で開く
Excelを直接起動し、
[ファイル] → [開く] → 問題のファイルを選択 → [開いて修復] を実行します。

 原因別の対処法

ファイル破損が原因の場合
- **開いて修復**機能を使う
- バックアップや「以前のバージョン」から復元
- クラウド(OneDriveやGoogle Drive)に保存していた場合は履歴から復元

関連付けの不一致
- Windowsの「設定」→[アプリ]→[既定のアプリ]で `.xlsx` をExcelに再設定
原因不明ですが,Windowsアップデート後になることが多いように感じています。

保護ビューやアクセス権限の制限
- ファイルを右クリック→[プロパティ]→「ブロックの解除」にチェック
- ネットワークやメール添付のファイルは一度ローカルに保存してから開く

アドインの競合
- Windowsキー+R → `excel /safe` → Enterでセーフモード起動
- [ファイル]→[オプション]→[アドイン]→不要なアドインを無効化
これも結構あります。

OfficeやWindowsの不具合
- コントロールパネル→[プログラムと機能]→Officeを選択→[変更]→クイック修復/オンライン修復
- Windows Updateで最新の更新プログラムを適用

私の中で改善No.1です。

 それでも開かない場合の最終手段
- 別のPCや別アカウントで開く(環境依存かファイル依存かを切り分け)
- 専門のデータ復旧サービスに依頼
- ウイルススキャンを実施(マルウェア感染の可能性も考慮)

トラブルを未然に防ぐためのポイント
- 定期的なバックアップ(クラウドや外付けHDD)
- 安定した保存先を利用(ネットワーク不安定時はローカル保存)
- 不要なアドインやマクロは削除
- WindowsとOfficeを常に最新状態に保つ
↑これらは直接質問とは関係ないですが,リスク管理の1つとしてUPします。

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