
パソコンを使っていると、
なんだか最近動きが重い…
設定が変になった気がする…
そんな“ちょっとした不調”が生じることがありますよね。
いざ直そうと思って設定を開くと、
「回復(このPCをリセット)」
「システムの復元」
と似たような言葉が並んでいて、

えっ、どっち?!
となることもあると思います。
この記事では、2つの機能の違いと安全な使い分けをまとめました。
1. 違いをチェック
| 項目 | システムの復元 | 回復(このPCをリセット) |
|---|---|---|
| 主な目的 | 数日前の“正常だった状態”に戻す | Windowsを入れ直してリフレッシュ |
| データの保持 | 個人ファイルは残る | 「保持」か「削除」を選べる |
| アプリへの影響 | 復元ポイント以降のアプリは消える | 後から入れたアプリはすべて消える |
| 作業時間 | 15〜30分ほど | 1時間〜数時間 |
| 難易度・リスク | 低め(やり直しも可能) | 高め(再設定の手間が大きい) |
2. 「システムの復元」とは?
イメージとしては、Windowsのタイムマシン。
自動または手動で作られた「復元ポイント」という記録まで、状態を巻き戻します。
● こんな時に使うと効果的
- 特定のソフトを入れてから調子が悪くなった
- Windows Update後にエラーが出るようになった
- 最近の変更が原因っぽい不具合
● メリット
- 写真・文書などの個人データはそのまま
- 直近の更新が原因のトラブルに強い
● 注意点
- 復元ポイントが作られていないと使えない
(※初期設定では自動作成されることが多いですが、環境によっては無効の場合もあります)
3. 「回復(このPCをリセット)」とは?
こちらは、Windowsをほぼ“初期状態に戻す”機能。
家を掃除するのではなく、一度まっさらにして建て直すイメージです。
● こんな時に検討
- システムの復元でも改善しない→まずは復元を試してみましょう!ということになります
- 全体的に動作が重く、原因が特定できない
● メリット
- Windowsを入れ直すため、アプリによる不具合はほぼ確実に解消
- 重くなったPCもスッキリ
● 注意点(ここ重要)
- 「個人用ファイルを保持する」を選んでも、後から入れたアプリはすべて削除される
(Office、Zoom、年賀状ソフトなども再インストールが必要)
4. お勧め“安全な手順”
トラブルが起きたら、次の順番で進めると安心です。
- まずは再起動
→ これだけで直るケースは本当に多いです - システムの復元を試す
→ 数日前の状態に戻して様子を見る - 回復(このPCをリセット)を実行
→ 最終手段として検討
重要:必ずバックアップを! どちらの操作でも、万が一に備えて外付けHDDやOneDriveなどに 大切なデータのバックアップを取ってから作業することを強くおすすめします。
まとめ
- システムの復元 → 部分的な修理
- 回復(PCをリセット) → Windowsの総入れ替え
まずはリスクの低い「システムの復元」から試し、
どうしても改善しない場合の切り札として「回復」を使うのが安全です。