Windows 設定・カスタマイズ

Windows 11で“タスクを終了”を有効化!『ウィンドウを閉じる』との違いと安全な使い分け

で最近のWindows11の「コントロールパネル」には「簡易表示」がないことを書きました。

その代わり。。。とは違うのですが,タスクバー」に表示されている(つまり起動している)アプリのアイコンを右クリックするだけで一発で「タスクを終了」させることができます。(タスク.バーが隠れている場合は効力が発揮できないのが傷です)

この[タスクバー]>起動をアプリを右クリック>[タスクを終了]は初期の設定では表示されません。その設定変更方法も含めての記事です。

 

Windows 11「ウィンドウを閉じる」と「タスクを終了」の違い

えっ,右クリックで「ウィンドウを閉じる」があるでしょ?それとは違うの?

そうなんです。Windows 11では,アプリを終了する方法として「ウィンドウを閉じる」と「タスクを終了」があります。でも動作は大きく異なります

「ウィンドウを閉じる」と「タスクを終了」の違い
項目 ウィンドウを閉じる タスクを終了
動作内容 アプリに「終了してください」と依頼(通常の×ボタンと同じ) プロセスを強制終了(保存確認なし
強制性 低い(フリーズ中は無効) 高い応答がなくても終了可能)
データ保存 保存確認あり 未保存データは消える
利用シーン 通常の終了操作 アプリがフリーズして閉じられないとき

「タスクを終了」をタスクバーに表示させる方法

通常の設定では「タスクを終了」はタスクバーに表示されません。以下の手順で有効化できます。

  1. 設定を開く(Win + I またはスタートボタン右クリック →「設定」)
  2. 左メニューから「システム」を選択
  3. 下にスクロールして「開発者向け」をクリック
  4. 「タスクの終了」をオンに切り替える
  5. タスクバーのアプリを右クリックすると「タスクを終了」が表示されるようになる

オンにした後の表示画面

※再度の注意:「タスクを終了」は強制終了のため,未保存データは失われます。

 

いつなんどきアプリがフリーズするか分からないのでこの設定をしておくことはお勧めです!(もちろん上記のようなリスクはありますが…)

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