Windows11 PCサポート

拡張子とは?ファイルの種類一覧と特徴を解説

さまと
[st-kaiwa1]先日、.webpなる拡張子があることを知った…私です
[/st-kaiwa1]

パソコンを使っていると、

.jpg
.png
.webp
.pdf
.docx
.xlsx
.zip
.mp4
.exe

など、ファイル名の最後に「.(ドット)」から始まる文字が付いていることがあります。

この「.jpg」や「.pdf」などの部分を「拡張子」といいます。

拡張子を見ることで、そのファイルがどのような種類なのか、どのようなアプリで開けるのかを判断する手がかりになります。Microsoftも、拡張子によってファイルの種類や対応するアプリなどが判断されると説明しています。Microsoft サポート

この記事では、Windowsでよく見かける拡張子を種類別にまとめ、それぞれの特徴やメリット・デメリットを初心者向けに紹介します。

そもそも「拡張子」とは?

例えば、

旅行の写真.webp

というファイルがあった場合、

  • 旅行の写真 → ファイル名
  • .webp → 拡張子

となります。

Windowsでは、拡張子をもとにファイルの種類や関連付けられているアプリを判断します。

例えば、

あっ、.docxならWordのファイル

、

あっ、.xlsxならExcelのファイル

というように、拡張子によってファイルの種類を判断してアプリが起動するわけです。Microsoft サポート

なお、拡張子は「ファイルの種類を判断するための目印」と考えると分かりやすいでしょう。


Windowsで拡張子を表示する方法

通常の設定ではこの「拡張子」が表示されていない可能性があります。

その場合、

Windows 11では、エクスプローラーを開いて、

メニューバーの「表示」→「表示」→「ファイル名拡張子」

を選択すると、拡張子を表示できます。Microsoft サポート

拡張子を表示しておくと、

写真.jpg

なのか、

写真.webp

なのか、

写真.png

なのかをすぐに確認できます。

拡張子を表示する設定にしておくとファイルの種類が分かりやすくなりますので、私はこの設定にしています。


画像ファイルの拡張子

まずは、今回の記事を書くきっかけになった画像ファイルです。

拡張子 種類 主な特徴 メリット デメリット
.jpg / .jpeg 写真・画像 非可逆圧縮 写真を小さなサイズにしやすい 保存を繰り返すと画質が劣化
.png 画像 可逆圧縮・透明対応 文字や図をきれいに保存できる 写真ではファイルサイズが大きくなりやすい
.gif 画像・アニメーション 最大256色 簡単なアニメーションに向く 色数が少ない
.webp 画像・アニメーション 高圧縮・透明対応 JPGやPNGより軽量化しやすい 一部の古い環境では対応に注意
.avif 画像・アニメーション 高圧縮・高画質 高い圧縮性能 WebPなどより対応環境に注意
.bmp 画像 ビットマップ形式 画像データをそのまま扱いやすい ファイルサイズが大きい
.svg ベクター画像 図形として画像を表現 拡大しても劣化しにくい 写真には向かない
.tif / .tiff 画像 高品質な画像保存 印刷・編集などに向く ファイルサイズが大きくなりやすい
.ico アイコン Windowsなどのアイコン用 アイコン表示に適している 一般的な写真保存には向かない

Webでよく使われる画像形式として、JPEG、PNG、GIF、WebP、AVIF、SVGなどがあります。WebPはJPEGやPNGより高い圧縮性能を持ち、透明やアニメーションにも対応しています。SVGは拡大縮小しても劣化しにくいベクター形式です。

.jpg(.jpeg)

デジタルカメラやスマートフォンの写真などで非常によく使われる画像形式です。

写真のような色の変化が多い画像を比較的小さなファイルサイズにできます。

ただし、JPEGは非可逆圧縮なので、保存を繰り返すと画質が劣化する場合があります。MDN Web Docs

.png

スクリーンショットやイラスト、文字の入った画像などに向いています。

透明な背景にも対応しているのが特徴です。

その一方で、写真などではJPEGやWebPよりファイルサイズが大きくなりやすい傾向があります。

.webp

Webサイトで利用されることが増えている画像形式です。

JPEGやPNGと比較して、画質を保ちながらファイルサイズを小さくしやすいのが特徴です。

透明やアニメーションにも対応しています。

Webページへ画像を掲載する場合にも利用しやすい形式です。

.avif

比較的新しい画像形式で、JPEGやPNGより高い圧縮性能を持っています。

Webサイトの表示速度や通信量を抑えたい場合などにメリットがあります。

一方で、WebPなどと比べて環境による対応状況を考慮する必要があります。

.svg

写真を保存するというより、ロゴ、アイコン、図形、イラストなどに向いている形式です。

画像を拡大しても輪郭がぼやけにくいという大きな特徴があります。


Word・Excel・PowerPointなどの拡張子

Microsoft Officeでは、以下の拡張子をよく見かけます。

なじみ深いかもしれません。

拡張子 ファイル 主な用途 特徴
.docx Word 文書 現在のWord標準形式
.docm Word 文書 マクロを含むWordファイル
.xlsx Excel 表計算 現在のExcel標準形式
.xlsm Excel 表計算 マクロを含むExcelファイル
.pptx PowerPoint プレゼン 現在のPowerPoint標準形式
.pptm PowerPoint プレゼン マクロを含むPowerPointファイル
.pdf PDF 文書 レイアウトを維持して閲覧・配布しやすい
.csv CSV 表形式データ 文字やデータをカンマなどで区切って保存
.txt テキスト 文章 基本的に文字情報だけを保存
.rtf リッチテキスト 文書 文字装飾などを扱える

Microsoft Officeの現在の標準形式は、Wordが.docx、Excelが.xlsx、PowerPointが.pptxです。マクロを含む場合は、それぞれ.docm、.xlsm、.pptmなどになります。

「x」と「m」の違い

例えば、

sample.xlsx

と

sample.xlsm

があります。

.xlsmの「m」は、マクロを含むファイルであることを示します。

そのため、知らない人から送られてきたOfficeファイルに「m」が付いている場合は、マクロが含まれている可能性があることを意識しておきましょう。

ウイルス感染の元凶になる可能性があります!


PDFファイル

.pdfは、文書を配布・閲覧するときによく使われるファイル形式です。

Wordなどで作成した文書をPDFにすると、元の環境とは異なるパソコンでも同じレイアウトで確認しやすくなります。

形が崩れないということですね。

そのため、

  • 説明書
  • 契約書
  • パンフレット
  • 申込書
  • 請求書

など、さまざまな場面で使われています。


圧縮ファイルの拡張子

複数のファイルをまとめたり、ファイルサイズを小さくしたりするために使われるのが圧縮ファイルです。

拡張子 種類 特徴 メリット・デメリット
.zip 圧縮・アーカイブ 非常に普及 Windowsで扱いやすい
.7z 圧縮・アーカイブ 高い圧縮率 専用ソフトが必要になる場合がある
.rar 圧縮・アーカイブ 大容量ファイルなどで利用 ZIPより扱いに注意が必要な場合がある
.tar アーカイブ 複数ファイルを1つにまとめる 単体では圧縮形式ではない
.gz 圧縮 主にLinuxなどで利用 Windows初心者には馴染みが薄い
.tar.gz アーカイブ+圧縮 Linuxなどでよく利用 2段階の形式になっている

特にWindowsユーザーがよく目にするのは.zipです。(朝の番組名そのものです)

WindowsではZIPファイルを標準機能で扱えるため、ソフトを追加しなくても圧縮・展開できます。


音声ファイルの拡張子

拡張子 主な特徴 メリット デメリット
.mp3 非可逆圧縮 ファイルサイズが小さい 圧縮による音質劣化
.wav 非圧縮など 高音質で扱いやすい ファイルサイズが大きい
.flac 可逆圧縮 音質を保ちやすい MP3よりファイルサイズが大きい
.m4a 音声コンテナ 音楽・音声で広く利用 中に格納される方式によって性質が異なる
.aac 音声圧縮 高い圧縮効率 非可逆圧縮

MP3は音楽ファイルなどで非常に普及している形式です。

一方、WAVは編集用の音声などで利用されることがあります。


動画ファイルの拡張子

拡張子 種類 主な特徴
.mp4 動画 非常に普及している
.mov 動画 Apple系でよく利用
.avi 動画 Windowsで古くから利用
.mkv 動画 映像・音声・字幕などを格納可能
.webm 動画 Web向け
.wmv 動画 Microsoft系の動画形式

ここで注意したいのが、

「.mp4=動画の圧縮方式」

というわけではないことです。

MP4などは、映像や音声などを格納する「コンテナ形式」として使われます。

そのため、同じ.mp4でも中身の映像・音声の方式が異なる場合があります。

まずは「動画ファイルの種類を示す拡張子」と覚えておけば十分です。


実行ファイル・プログラム関連

Windowsを使っていると、次のような拡張子を見かけることがあります。

拡張子 種類 主な用途 注意点
.exe 実行ファイル プログラムを実行 不明なファイルは安易に実行しない
.msi インストーラー ソフトのインストール 出所を確認する
.bat バッチファイル コマンドをまとめて実行 内容によってはPCに変更を加える
.cmd コマンドファイル Windowsコマンドを実行 不明なものは注意
.ps1 PowerShell スクリプト 実行内容を確認する
.dll ライブラリ プログラムが利用 通常は直接開くものではない

特に注意したいのが.exeです。

「写真.jpg」のようなファイルに見せかけて、実際には危険な実行ファイルだったというケースを避けるためにも、拡張子を表示しておくことは重要です。

先ほどのマクロと同じでウイルス感染の元凶になることが多いです。


データ・設定ファイル

拡張子 主な用途 特徴
.txt テキスト 文字情報を保存
.csv 表形式データ データ交換などに利用
.json データ・設定 Webサービスやアプリなどで利用
.xml 構造化データ データを階層構造で記述
.ini 設定 アプリなどの設定を保存
.cfg 設定 プログラムの設定など
.log ログ 動作記録などを保存
.dat データ 内容はファイルによって異なる

このカテゴリーは少し専門的ですが、

「メモ帳で開いたら意味不明な文字が表示された(文字化け)」

という経験がある人もいるでしょう。

ファイルによっては、対応する専用ソフトで開くことを前提としているため、無理に編集しないほうがいい場合があります。


ディスクイメージ・特殊なファイル

拡張子 種類 主な用途
.iso ディスクイメージ DVDなどのディスク内容を1つのファイルとして保存
.img イメージファイル ディスクなどのイメージ
.lnk ショートカット Windowsのショートカット
.url インターネットショートカット Webページへのショートカット
.tmp 一時ファイル 一時的なデータ
.bak バックアップ バックアップとして保存されたファイル

例えばWindows 11のISOファイルをダウンロードした場合は、

Windows11_26H2.iso

のように.isoという拡張子が付きます。

ISOについては、以前の記事でも詳しく解説しています。


「拡張子」と「ファイル形式」は同じ?

厳密には、完全に同じものではありません。

例えば動画では、

movie.mp4

というファイルがあったとしても、「MP4」という拡張子だけを見て、その中にどの映像・音声方式が使われているかまですべて判断できるわけではありません。

画像でも、ファイル形式と拡張子は厳密には別の概念です。

「拡張子=ファイルの種類を判断するための目印」

と考えると分かりやすいでしょう。


拡張子を変更すればファイル形式も変わる?

これは非常に重要なポイントです。

例えば、

photo.webp

を名前変更して、

photo.jpg

にしたとしても、

WebP画像がJPEG画像に変換されたわけではありません。

拡張子を変更しても、ファイルの中身そのものは変わりません。

本当にWebPをJPEGに変換したいのであれば、画像変換ソフトや変換機能を利用する必要があります。

これは、

「拡張子を変更したらファイルが開けなくなった」

というトラブルの原因にもなるので注意しましょう。


知らない拡張子のファイルがあったら?

見たことのない拡張子だからといって、必ずしも危険なファイルというわけではありません。

新しいアプリ独自のファイル形式だったり、専門的なソフトで使われるファイルだったりする場合もあります。

代表的なものでは設計使われるCADアプリの形式があったりします。

まずは、

  1. ファイル名の拡張子を確認する
  2. ファイルの作成元を確認する
  3. どのソフトで作られたファイルなのか調べる
  4. 不明な実行ファイルは安易に開かない

という順番で確認するとよいでしょう。

Windowsでは、ファイルを右クリックして「プログラムから開く」から対応するアプリを確認したり、Microsoft Storeで拡張子に対応するアプリを探したりする方法もあります。


まとめ

パソコンでは、さまざまな拡張子のファイルが使われています。

特に覚えておきたいものをまとめると、

分類 よく見る拡張子
画像 .jpg .png .webp .gif .avif .svg
Word .docx .docm
Excel .xlsx .xlsm
PowerPoint .pptx .pptm
文書 .pdf .txt .rtf
圧縮 .zip .7z .rar
音声 .mp3 .wav .flac .m4a
動画 .mp4 .mov .avi .mkv .webm
実行ファイル .exe .msi
スクリプト .bat .cmd .ps1
データ・設定 .csv .json .xml .ini .log
ディスクイメージ .iso .img
ショートカット .lnk .url
その他 .tmp .bak .dll

拡張子を覚えておくと、「このファイルは何だろう?」というときに、その正体を判断しやすくなります。

特にWindowsを使っている場合は、エクスプローラーで「ファイル名拡張子」を表示しておくと、ファイルの種類を確認しやすくなります。

この記事にはプロモーションが含まれています

-Windows11, PCサポート
-, , , , , , , , , , ,